かにの出汁の取り方
出汁の取り方
出汁の取り方
かつお節というと薄くてピンク色をしたかつお節を思い浮かべると思いますが、今回ご紹介するのは厚く削られて赤茶色をした厚削りのかつお節の出汁の取り方です。
厚削りのかつお節もお家で気軽に使えます。
Contents
動画でもご覧いただけますのでぜひご覧ください。
かつお節を集めに削ったもので、関東のお蕎麦屋さんの蕎麦つゆによく使われています。
厚削りのかつお節は旨味がとても強く濃厚な出汁ができあがります。
薄く削ったかつお節も旨味はあるのですが、薄めの味付けや出汁そのものを味わいたい時に向いています。
厚削りのかつお節の方が醤油、みりんなど濃い味の調味料を使ったときの出汁の味が消えずに、出汁の旨味を感じることができます。
料理では麺類のつゆ・煮物・おでん・鍋など濃い味付けをする料理が合います。
汁を入れるので少し深めのフライパン、鍋をご用意ください。
大きい厚削りの場合は菜箸でかつお節を取るだけでも構いません。カスが気になる場合は、ざる・キッチンペーパーを使ってください。
水の選び方
水が「ふつふつ」と煮立つほどにして、厚削りのかつお節を入れます。
火の状態はそのままで煮出します。
アクが出てきたら取り除いてください。
ざるにキッチンペーパーを敷いて厚削りのかつお節を濾すか、かつお節を取り除けば完成です。
出汁をしばらく保存したい、アクが多い場合はざる・キッチンペーパーを使って出汁を濾してください。
厚削りは30分ほど煮出す取り方もありますが、家庭料理で使うなら10分ほどで美味しい出汁が取れます。
ポイント
かつお節の厚さは1mmでほどで、麺用のつゆに使う削り節として最も使用されて旨味とコクが強いです。
かつお節の厚さは0.35mm〜0.6mmほどで、厚削りよりも香りが良く出汁を取る時間は短くすみますが、コクは厚削りよりも少し弱いです。
厚削り節や中厚削り節を顆粒状に粉砕したものです。
厚削り中厚削りと比べて短い時間で出汁が取れます。出汁の濃さは厚削りと薄削りの中間です。(煮出し時間にもよります)
以上、厚削りのかつお節の出汁の取り方をご紹介しました。
厚削りのかつお節は旨味が強く、すぐ使う場合は出汁がらを取るだけでも良いので、無理に濾さなくても良くて、使いやすい出汁のひとつだと思います。
厚削りのかつお節の削りかたによっても味わい・香りが変わってくるので、お好みの出汁を見つけてください。
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この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
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美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。