かにの出汁の取り方
出汁の取り方
出汁の活用
手間暇かけて素材から取る出汁はとても美味しいです。でも毎回取るのは面倒!という方に、出汁をまとめて取って冷蔵庫で保存しておく方法をご紹介します。
味噌汁や煮物などの和食に欠かせない出汁を事前に準備しておくと、忙しい時でも気軽に出汁を使えて料理がより美味しくなりますし調理の時短にも繋がるのでおすすめです。
冷蔵庫でのつくりおきに向いている出汁の取り方は2種類あります。
煮出すか、水に素材を半日ほど浸けて出汁を取る水出汁か、です。
煮出す場合は、素材を煮出して出汁を濾します。かかる時間は5分です。
水出しの場合は、麦茶ポットなどに水と素材を入れて半日ほど浸ければ完成です。
どちらも簡単ですが、短い時間で出汁を取れるのは煮出し、火を使わず手軽なのは水出汁です。
煮出し:火を使う手間はあるが短い時間でOK!
水出し:火を使わず手軽、でも時間はかかる!
煮出した出汁も水出汁も冷蔵庫で保存します。
美味しく味わえる目安は3日ほどです。本来の消費期限としては1週間ほどの保存は効きますが、鰹節屋さんなどのお店が推奨している「美味しくいただける期間」としてはそれほど長くありませんので、美味しくいただきたい場合は出来るだけ早めに使い切るようにしましょう。
保存期間が長くなると旨味や香りはどんどん無くなっていってしまいますので、計画的に使い切れる量だけ保存するようにしましょう。
出汁は美味しくいただける期間が短いため、無駄にせず計画的に使い切れる量を取りましょう。
出来るなら、具体的に作るものを決めておいてそれに見合った出汁の量を取るのがベストです。
例えば、お味噌汁(1人200ml)で考えると、ひとり暮らしで3日分で朝晩なら1200ml、家族3人暮らしで夕食3日分のみなら1800mlです。
出汁を無駄なく使いたいという方はこちらを実践してみてください。
出汁をまとめて取っておくと気軽に料理に使えますし、出汁を毎日取らなくて済むので時短にもつながります。
煮出し、水出汁どちらで取った出汁もとても美味しいので、ぜひ試してみてください。
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この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
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美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。