かにの出汁の取り方
出汁の取り方
出汁の取り方
かつお節と昆布の水出汁の取り方
かつおの削り節は煮出しじゃないと出汁が取れないのでは？と思われがちですが、水でも十分に出汁を取ることが出来ます。
煮出しよりも手軽なのでまとめて作っておくことも出来てとても便利ですよ。
かつお節と昆布の水出汁の取り方をご紹介します。
Contents
かつお節と昆布の水出汁ってなに？
かつお節はイノシン酸、昆布はグルタミン酸という成分が含まれています。
2種類の旨味成分が合わさり相乗効果が生まれ、コクと旨味の強い出汁ができます。
煮出して出汁を取る方法は工程が多いですが、水出汁は火を使うことなく容器に水と素材を入れるだけで完成するので、たくさんの量が必要な時にも便利です。
水で出汁の旨味を引き出すために時間はかかってしまうのですが、じっくりと旨味が抽出されるため、おいしい出汁ができあがります。
かつお節と昆布の水出汁を取るために必要な道具
- 出汁を入れる保存容器(麦茶ポットやタッパーなど)
- お茶パック
お茶パックはかつお節の細かいカスが出汁に浮くのが気になる場合にあると便利です。お好みでご用意ください。
かつお節と昆布の水出汁の材料
- かつお節 10g
- 昆布 10cm角
- 水 1000ml
水の選び方
- カルキが多い水を使うと出汁の味が変わってしまうこともあるため、気になる方は浄水した水を選びましょう。
- 天然水を使いたい場合は、硬水よりも軟水が向いています。 (天然水に含まれている成分が、出汁の旨味を引き出せなくなる場合があるため)
かつお節と昆布の水出汁の取り方
昆布の汚れを拭き取る
昆布の汚れが気になる場合は、濡れたふきん・キッチンペーパー等で優しく拭き取ります。
かつお節をお茶パックに入れる
なければ保存容器にそのまま入れてください。
昆布をカットする
昆布が大きかったので半分に切りました。
昆布について
- 白い粉は旨味成分（マンニット）の結晶なので拭き取らないようにしましょう。洗うと旨味も流してしまうため、洗うのはNGです。
- 昆布を切るとねばりや雑味が出やすくなるため、切るのは最低限に留めましょう。
保存容器に材料をすべて入れる
水とお茶パックに入れたかつお節、昆布を保存容器に入れます。
冷蔵庫で置く
短くて半日〜1日じっくり時間をおいて完成です。
完成
1日おいたものです。
昆布が水分を吸って大きくなり、出汁の色が濃くなりました。
以上、かつお節と昆布の水出汁の取り方をご紹介しました。
水出汁は煮出して取る出汁よりも簡単ですし、キッチンに立つ時間はないけど出汁をしっかり取りたいという方にはうってつけの方法です。
出汁がらは二番出汁に使えますよ。煮物や味噌汁におすすめです。
かつおと昆布の二番出汁の取り方
水出汁の基本は昆布出汁ですが、他の組み合わせも気軽に楽しめます。
水出汁（水だし）の取り方！3つの食材（昆布・煮干し・かつお節）で簡単に出来ます
この記事が気に入ったら
「いいね」しよう！
プロフィール
この記事を書いている人：ダシグチ ヤス子
twitter：@dashi_master
Instagram：dashi_masteeer
note：ダシグチ ヤス子
TikTok：dashi_master
YouTube：出汁マスターちゃんねる
美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。