出汁を使った料理のレシピ

きょうの料理で放送された牛肉のフォーのレシピ

きょうの料理で放送された牛肉のフォーを作ってみました。

肉の出汁のかわりにかつお出汁を使って優しい味わいのフォーです。ヌクマムとの相性もよく、牛肉と風味の強い生野菜がアクセントになっています。

作るのは2回目なので、作り方を少し変えているところもありますが、都度記載しています。

牛肉のフォーの材料(2人分)

  • フォー            120g
  • 牛もも肉 (しゃぶしゃぶ用)  8枚(200g)
  • もやし            1袋(200g)
  • 紫たまねぎ          1/3個(50g)
  • パクチー           1~2株(50g)
  • バジル            10枚
  • レモン (くし形に切る)    2切

紫玉ねぎは我が家ではあまり使わないので玉ねぎで代用しました。バジルはミニバジルという小さめのもの、牛もも肉のしゃぶしゃぶ用が良いお値段するものしかなくて、切り落としを使いました。

放送ではパクチーの量は50gと表記があったので50g用意したのですが、映像と見比べてみると、わたしが用意したパクチー量多いなと思いました・・・パクチー好きなのであまり気にしませんが、苦手な方は食べられる分だけ用意するのがいいかもしれません。

フォーはベトナムで食べられる米粉の平たい麺です。私はカルディで購入しました。

スープ

  • 出汁             カップ3(600ml)
  • 酒              カップ1/4(50ml)
  • ヌクマム           大さじ3+1/2
  • にんにく (つぶす)      1かけ分
  • しょうが (皮付き/薄切り)   1かけ分
  • パクチーの根 (縦半分に切る)  1~2株分

ヌクマムとは小魚と塩を原料にしてつくられるベトナムの魚醤です。なければ、タイの魚醤・ナンプラーでも代用可。

私はヌクマムが半量しかなかったので、残りの半量はナンプラーを使いました。ヌクマムはナンプラーよりも魚の香りが強く、塩分が控えめです。

牛肉のフォーの作り方・手順

出汁を用意する

かつおと昆布の出汁600ml用意します。

ベトナムでは鶏肉や牛肉を30分以上煮込んでスープに使うのですが、長い時間煮込むのも大変ですし、日本人好みの味にするためにも出汁を使っています。

かつおと昆布の出汁のとりかたはこちらをご覧ください。

かつおと昆布の合わせ出汁の取り方

玉ねぎを切る

玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、3分ほど水にさらして水気をきります。

パクチーを切る

パクチーを洗い、パクチーの根の部分は縦半分に切ります。今回用意したものは小さかったのでこのまま使いました。

葉と茎の部分は食べやすく切ります。

バジルの下準備をする

ミニバジルは軽く洗い、水気を切りました。

今回はミニバジルを使ったので省きましたが、普通のバジルを使うときはちぎって盛っていました。

スープの材料を火にかける

かつおと昆布の出汁(600ml)、酒(50ml)、ヌクマム(大さじ3+1/2)、つぶしたにんにく (1かけ)、薄切りにした生姜 (1かけ)、縦半分に切ったパクチーの根 ( 1~2株)を鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にしてふたをし、5分間煮ます。

今回はヌクマムとナンプラーを半量ずつ使いました。

出汁にニョクマム、生姜、にんにく、パクチーの根を加えてスープに深みを出します。

5分たったら、味見をします。塩気が足りなければヌクマムを少し足します。

今回はヌクマムとナンプラー半量使ったからか、塩が強いなと感じたので少し出汁を足し、ちょうど良い味にしました。

具材を盛り付けておく

ここで、もやし以外の具材を別のお皿に盛り付けておきます。ここで盛っておけばできあがって早く食べられるなと思い、こうしました。

用意した具材はすべて皿にはのりきらず、食べながら野菜を追加して食べていくため、別皿に先に盛っておくと良いと思います。

フォーを茹でる

鍋に湯を沸かして、フォー(120g)を袋の表示通りに茹でます。種類によっては水で戻してから茹でるものなどもあるそうなので表示を確認して行ってください。フォーを茹でた後の湯でもやしも茹でるので、湯は捨てないでください。

袋の表示では4分くらいと記載があったのですが、前回その通りにしたら柔らかくなりすぎてしまって後悔したので、今回は茹で時間を気持ち短めにしました。

茹でたフォーはしっかり湯を切り、器に盛っておきます。水にさらすと水っぽくなるので、水にはさらさないようにしてください。

もやしを茹でる

残った湯でもやしを茹でます。すぐ火は入るので1分しないくらいで引き上げ、湯を切り野菜のお皿に盛り付けました。

牛肉を茹でる

スープを弱めの中火にし、牛肉を1枚ずつサッとゆでてフォーにのせます。私は1枚ずつが面倒だったので2、3枚ずつ入れてお肉が赤くなくなったらフォーにのせました。

牛肉をスープでゆでることで旨味が増します。弱めの火加減でゆでることで肉が柔らかく煮ます。

スープを注いで、完成

スープのアクを取って器に注ぎ、他の具材を盛り付けて完成です。

牛肉のフォーを食べた感想

食べるときにレモンを搾り、野菜を追加しながら食べました。レモンを搾ると爽やかさが増して、とても美味しい!

ヌクマムやナンプラーのいい香りがして、スープを飲むと優しい出汁の味がよくわかります。これは全部飲み干せてしまうスープです!夫もわたしもお気に入りの料理になりました。

食べる前はお肉も野菜も結構量があって食べられるかな?と思っていましたがフォーが軽いのでぺろりと食べられました。パクチーも問題なく全部美味しく食べました。パクチー好きの方はたくさん用意するのおすすめです。

きょうの料理で放送された牛肉のフォーを作ってみました。

これからの暑い季節にもぴったりな温かいけどさっぱり食べられるお料理です。

ぜひ、お試しください。

この記事が気に入ったら
「いいね」しよう!

プロフィール

この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
twitter:@dashi_master
Instagram:dashi_masteeer
note:ダシグチ ヤス子
TikTok:dashi_master
YouTube:出汁マスターちゃんねる

美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。

検索