出汁を使った料理のレシピ

南部鉄器で出汁を使ったたこ焼きを焼いてみた

これまでは電気タイプのたこ焼き器を使っていたのですが、南部鉄器の鉄板タイプのたこ焼き器を購入したのでご紹介します。

結論から言うと、たこ焼きがおいしく焼けるし、たこ焼き器丸洗いできてめちゃめちゃ良かった!と思っています。

なぜ電気タイプから鉄板タイプへ買い換えたのか、南部鉄器の事前のお手入れの方法なども紹介します。

初めてのたこ焼き器は電気タイプ

これまではニトリで購入した電気タイプのものを使っていました。

電気タイプだとコンセントをつなげば準備OK、火を使わずに作れるのでお手軽ですし、値段も安くて1000円しなかったと思います。

今回たこ焼き器を買い換えるに至った理由は、下記の3点です。

  • プレートの劣化が気になってきた
  • プレートが外せなくて丸洗いが出来ないのがそもそも嫌だった
  • たこ焼きを作るのにも慣れてきて、より美味しいたこ焼きを作りたいと欲が強くなってきた

プレート部分が取り外しできるたこ焼き機もあるそうですが、下調べなどはせず適当に買ったので、所持していたものは取り外しができないタイプのものでした。

初めてたこ焼き機を買う人、たこ焼きをあまり焼いたことがない人なら電気タイプで十分だと思いますが、よりおいしいたこ焼きを食べたくて買い換えました!笑

電気タイプでプレートの種類がたこ焼き以外にもいくつかセットになっているもの、鉄板とカセットガスが一緒になっているものもありましたが、鉄板のたこ焼き器にしました。

南部鉄器のたこ焼き器!

購入したたこ焼き器は、及源鋳造株式会社(OIGEN)の1852年(寛永5年)創業の南部鉄器の老舗のもの。

グッドデザイン賞など様々な賞を受賞しています。

プレートのサイズは21cm x 21cm、穴径は4.2cm、たこ焼きは1度に16個焼けます。

サイズは自分で測ったので参考程度にしてください。

鉄ですがサビが出にくく丈夫なため、きちんと手入れをすれば一生使えます!

重厚感があり重さはありますが、カセットコンロに置いて使うので特に問題はなかったです。

油ならしをする

使い始める前に、使いやすく錆びにくくするために油ならしをします。

油ならしは意外と時間がかかるので、使う前に時間に余裕をもってやることをおすすめします。

説明書に載っていた方法と自分で調べてみた方法を組み合わせてやってみました。

洗う

付着しているホコリをタワシで水洗いします。

水分を飛ばす

水気を拭いて、弱〜中火で加熱し、しっかり水分を飛ばします。

水気が残っていると、油が馴染まず、サビや焦げ付きの原因になるので注意してください。

キッチンペーパーで拭いたら紙の繊維がついてしまいましたが、この後再び洗うので気にせず進みます。

油を塗る

たこ焼き器にサラダ油を入れてキッチンペーパーでなじませます。

油は指定のものはなかったのでサラダ油を使用しました。

加熱した後はとても熱いので火傷しないように気をつけてください。

たこ焼き器は少し冷ましてからサラダ油を塗りました。

火にかける

説明書では葉野菜を炒めるとあったのですが、この工程やりませんでした。

油ならしのためだけに葉野菜を使うのがもったいなくて、なくてもいけるかな?と思い、このまま2〜3分火にかけました。

たこ焼き焼いてみてから思うことは、1回目が少し焦げてしまったので、油が馴染んでいなかったかも?葉野菜がある方はやった方が良さそうです!

葉野菜ある場合はたこ焼き器に、油とキャベツなどの葉野菜を刻んで入れて2〜3分炒めたら、葉野菜を取り出します。

水で洗う

たこ焼き器が冷めたら、軽く水洗い水気を拭き取ります。

火にかけて乾かす

再び火にかけて乾かし、油ならしは完了です。

南部鉄器の鉄板でたこ焼きを焼いてみた

油ならしを終えて、ようやくたこ焼きを焼きます。

たこ焼き粉は使わず、出汁、調味料、小麦粉を合わせて作っています。

このレシピで作るたこ焼きが本当にとってもおいしい!

詳しいレシピはこちらをご覧ください。

たこ焼き粉不使用!出汁を使った美味しいたこ焼きレシピ

先にお伝えすると、とってもおいしくて!まさに「外はカリっと中はとろっ」でした。

電気タイプで作ってもおいしいレシピなので、鉄板+ガス火でどうなるのか、楽しみでしたが、それを上回っていました!

途中経過もご紹介します。

1回目

少し焦げました。火加減が難しい!

ガスコンロなので真ん中が焦げやすい!油の馴染が悪くて、たこ焼きの生地がくっついてしまった。

ここで、ちゃんとくず野菜炒めてたらこうなってなかったかも?と思いました。

でも味には問題なくおいしくできました。

2回目

1回目よりうまく焼けてます。

まだ2回目なので慣れていないのもあり、すごくおいしそうな見た目ではないかもしれませんがとってもおいしかったです。

3回目以降の写真は撮っていないのですが、やはり後に作ったたこ焼きの方がうまく焼けました。

終わったあと

洗う

たこ焼きを大満喫して、最後はきれいに洗って保存します。

洗剤は使わず温水で洗い、汚れを除きました。

説明書では天然素材のたわし、ブラシ、ササラなどを使い洗ってくださいと記載がありました。金属製ブラシを使うのはNGだそうです。

火にかける

水気を拭いたら、適度に加熱し、たこ焼き器を冷ましておきます。

新聞紙に包み保管

熱が冷めたら新聞紙などに包んで保管します。

長期間使わない場合は薄く油を塗った方がより錆びにくいそうなので、念のためにサラダ油を塗っておきました。(油分が切れたり水に濡れたまま収納したり放置すると錆びることもあるそう)

一生使いたいので、大事に扱わないとですね。そこまで面倒な手順ではないのでしっかりやりました。

届いた箱にしまって保存します。

注意点

南部鉄器を使用するにあたっていくつか注意点がありました。

  • 洗うときは洗剤は使わない。(汚れやにおいが気になる場合は無香料の洗剤を適量使う)
  • 食洗機NG(防錆効果が薄れ、サビの原因になる)
  • 加熱しすぎても水をかけて急冷せず、自然に冷めるのを待つ。(急激な温度変化により割れたり、水蒸気でヤケドをする危険がある)
  • 長期間使用しない場合は新聞紙などに包み、乾燥した場所で保管

南部鉄器のたこ焼き器でたこ焼きを焼いてみました。

電気タイプから南部鉄器に変えてみて、たこ焼きの味がさらにおいしくなって今後のたこ焼きパーティが楽しみになりました。

電気タイプのたこ焼き器って意外と収納場所を取るので、鉄板だけになって厚さが薄くなりコンパクトになったのも嬉しいので、買ってみてとても良かったです。

たこ焼き大好きなので、もっと早くに購入してもよかったなと思いました。

この記事が気に入ったら
「いいね」しよう!

プロフィール

この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
twitter:@dashi_master
Instagram:dashi_masteeer
note:ダシグチ ヤス子
TikTok:dashi_master
YouTube:出汁マスターちゃんねる

美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。

検索