出汁を使った料理のレシピ

3分クッキングで放送された鶏すき焼きのレシピ

3分クッキングで放送された鶏すき焼きのレシピを作ってみました。

すき焼きといえば牛肉ですが、牛肉ではなく鶏肉を使います。

鶏のぷりっとした食感がくせになる一品です。

すき焼き用の鍋がなくてもフライパンで作れたのでお手軽でした!

鶏すき焼きの材料(4人分)

材料

  • 鶏もも肉      2枚(600g)
  • 新玉ねぎ       大1個(300g)
  • 車麩        2個(35g)
  • わけぎ       1わ(80g)
  • 卵         4個
  • 出汁        約2カップ(約400ml)(煮詰まったときの調整用)

車麩は用意したものが小さかったので4つ使っていますが、重さは同じです。

新玉ねぎは玉ねぎで代用(少なめにしました)、わけぎは小ねぎ1袋で代用、余ってたクレソンも入れました。

わけぎの代わりに万能ねぎを使いましたが、むしろ火の通りをそこまで気にしなくていい!と思ったので私は今後も小ねぎを使おうと思います。

スーパーでわけぎを1回見つけた記憶がありますがそれ以降目にしておらず、関西では当たり前に売っているのかもしれませんが、用意できず残念でした。

割りした

  • 出汁        2カップ(400ml)
  • 酒         大さじ2
  • 醤油        大さじ4
  • 砂糖        大さじ3
  • みりん       大さじ1

砂糖の代わりにざらめを使っています。

鶏すき焼きの作り方・手順

鶏肉を冷凍する

鶏肉は余分な脂を除き、冷凍庫に1~2時間入れて少し凍らせます。

この状態で冷凍庫に入れて凍らせました。

今回は凍らせている間に出汁や具材の準備を済ませておき、食べる直前に鶏肉を切りました。

鶏肉を切る

凍らせることによって薄く削ぎ切りにしやすくなります。

冷凍した鶏肉は、キッチンペーパーなどで一度表面の水分を拭き取り、横3等分に切ります。

皮目を上にして7~8㎜厚さのそぎ切りにします。

凍らせることで切りやすくなったので形や大きさも揃えやすいです。

出汁を用意する

今回はかつお出汁を使いました。

割りした400ml、煮詰まったときの調整用の出汁約400ml合わせて800ml使いました。

出汁多めに使うのでこちらの取り方がおすすめです。

かつお出汁の取り方

車麩を戻してきる

車麩はかぶるくらいの水に30分ほどつけてもどします。

写真は水につけて30分ほどしたものです。

車麩の真ん中が柔らかくなっていればOKです。

軽く水気を絞り(両手の手の平で軽くおさえる程度、水がぽたぽたたれないくらい)、1個を6等分に切り、再び水気を絞ります。(片手に3つほどのせて優しく握る)

絞りすぎに注意してください。写真の右側のものが少し絞りすぎたもの。。。

玉ねぎ、小ねぎを切る

小ねぎは4~5㎝長さに切ります。

わけぎを使う場合は葉と白い部分に分け、4~5㎝長さに切ります。

玉ねぎは縦半分に切って横1㎝幅に切ります。

割りしたを作る

小鍋に出汁を煮立てたところに、酒(大さじ2)、醤油(大さじ4)、砂糖(大さじ3)、みりん(大さじ1)を加えます。

砂糖が溶けてひと煮立ちさせたら、割りしたの完成です。

準備完了

材料などの準備が終わりました。焼いて食べます!

玉ねぎを焼く

鍋に油大さじ1を熱し、玉ねぎの1/3量を入れて軽く焼き色がつくまで焼きます。

鶏肉が焼けたらすぐ全部食べられる状態にしたいと思い、レシピでは少しずつ焼いていましたが、今回は玉ねぎは全部最初に焼いておきました。

すき焼き用の鍋がないのでフライパンを使いましたが、問題ありませんでした!

鶏肉を焼き、割りしたを加える

玉ねぎを寄せて鶏肉適量を入れます。

鶏肉がくっつきやすいのですぐに割りしたの1/3量を加えます。

割りしたを入れると鶏肉がすぐはがれるので鶏肉を返します。

車麩と小ねぎを加え、完成

鶏肉が煮えてきたら、鶏肉を寄せて車麩と小ねぎを食べる分ずつ加え、煮えたところから召し上がってください。

具材適量を足し、割りしたと出汁で味を調節して煮ながら食べてください。

割りしたが詰まって味が濃くなったら出汁で割って薄めましょう。

鶏すき焼きを食べた感想

鶏すき焼きおいしかったです!

割りしたが出汁が入ってるので味がしっかりしてるんだけど濃すぎなくておいしい。これで煮たものなんでもおいしいだろうなと思いました。

鍋を食べるときは4人前用意して2人で食べるけど具材は残る・・・という感じなのですが、鶏肉2人で2枚食べちゃいました!満腹感がないのが恐ろしい!

鶏肉はそぎ切りにして薄くしてるからすぐ火が通るし、ぷりっとしてて超おいしいので、冷凍するの面倒かもしれませんがこれはちゃんとやった方が良いですね。

割りしたを割る出汁は今回は使いませんでした。

玉ねぎは最初に全部入れて焼いておいて、万能ねぎや車麩は少し煮ればOK、鶏肉に火が通ったら火を止めて食べてたら、煮詰まらずに食べられました。

わけぎを小ねぎで代用しましたが、すぐに火が通って食べられるので個人的におすすめです!

3分クッキングで放送された鶏すき焼きのレシピを作ってみました。

鍋に入ってる鶏肉って火が入りすぎた感じが、そこまで好きではなかったんですが、そぎ切りにするとプリッとした食感で今まで食べてきた鍋の鶏肉とは違いました。

牛肉は鶏肉と比べると値段が高いので、すき焼きは頻繁には作っていませんでしたが、鶏肉だと値段も安く、お子様から年配の方も食べやすいし、普段のごはんにも気軽に取り入れやすいので本当におすすめしたいレシピです。

ぜひ、お試しください。

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プロフィール

この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
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美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。

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