かにの出汁の取り方
出汁の取り方
出汁の基礎知識
干ししいたけは出汁・具材として万能に使える食材です。
料理の用途によって干ししいたけの種類も変えるとより美味しくいただけます。
干ししいたけの種類についてご紹介します。
生のしいたけを収穫し、20〜24時間かけて機械乾燥させ、天日乾燥させたものが干ししいたけになります。
しいたけの大きさや傘の開き具合により、干ししいたけの種類が変わります。
生しいたけを美味しく食べられる期間は短く、乾燥は大敵・湿気てしまうと変色しやすく保存も難しいそうです。
干ししいたけは生のしいたけと比べると長期間保存も出来て、美味しく食べられます。
しいたけを干すことで旨味成分であるグアニル酸・グルタミン酸や栄養分である食物繊維、カリウム、ビタミンD、葉酸がアップします。
干ししいたけの出汁は香りが良く甘みがあり濃厚です。
ゆっくり時間をかけて取った出汁は濃い味付けの料理に合いますし、短時間で取った出汁は、あっさりした料理に合いますよ。
生しいたけと干ししいたけの違いについて調べてみた
傘が7分開き前の状態で収穫されたものです。
傘の大きさは3cmほどと厚みで丸みがあるため戻すのに時間がかかりますが、干ししいたけの歯ごたえが楽しめます。
傘の色が薄く亀の甲羅のような模様が入っているものは希少性が高く、干ししいたけの高級品とされています。
お雑煮・茶碗蒸し・中華炒めなど、形を残して楽しみたい料理に向いています。
冬菇と香信の中間ほどの大きさのものです。
丸すぎず、開きすぎてもいないため見栄えも良いですが、食べ応えも十分あります。
ステーキなど切らずにそのままの形で味わいたい料理に向いています。
干ししいたけの香り・旨味もあるため、贈答用として使われることも多いです。
傘が7分開き後の状態で収穫されたものです。
厚みが薄く傘が開いていているため、味が染み込みやすく調理もしやすいです。
ちらし寿司・炊き込みご飯・餃子など、他の食材と味を引き立てあう料理に向いています。
生しいたけをスライスしてから乾燥させたものです。
厚みはなく傘も開いたもので、様々な料理に使いやすいです。
干ししいたけを戻す時間が少なくて済むため、時間がない場合も便利です。
お味噌汁・炒め物などに向いています。
しいたけを乾燥させてから粉末状にしたものです。
粉末状で販売されているものもありますが、ミルサーやミキサーがあればスライス状の干ししいたけを粉末状にして自作することもできます。
粉末状でも出汁を取ることも出来ますし、味噌汁・煮物・和え衣など用途は多いです。
干ししいたけの種類についてご紹介しました。
干ししいたけは大きさや傘の開き具合によって種類に分けられており、冬菇とスライスも形が違うだけで美味しさは同じです。
用途に合わせた干ししいたけを選んで活用しましょう。
干ししいたけの出汁の取り方もご紹介しているのでよければご覧ください。
干ししいたけ出汁の取り方
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この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
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美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。