出汁の基礎知識

普段使いにもおすすめ!出汁昆布3選

顆粒出汁や出汁パックよりも美味しい出汁を取れるのは、やはり素材から煮出した天然の出汁だと思っています。

手間は材料を揃えるのと煮出すだけなのに香りも味も良いし、体にも優しいのでぜひ試してみて欲しいです。

昆布出汁の取り方

出汁用昆布は種類が多いので、初めて出汁を取ろうと思っている方にもおすすめです。今回は、普段使いしやすい昆布3選をご紹介します。

利尻昆布

甘みと若干の塩味もある旨味、澄んだ香りの良い出汁が特徴です。

湯豆腐に入れる昆布として使ったり、かつおの削り節と合わせて一番出汁・二番出汁を取っても美味しいのでおすすめです。

かつおと昆布の合わせ出汁の取り方

昆布の風味は強くありませんが、優しい味で素材・料理を引き立ててくれるのが利尻昆布です。

値段は、日高昆布よりも高くて羅臼昆布よりは安いくらいです。

個人的には1番使いやすい昆布だと思っていますし、美味しいおすすめの昆布です。

羅臼昆布

出汁昆布の中でも色も味も濃いのが羅臼昆布です。

少し濁ってしまうためお吸い物には敬遠されますが、黄色味ががっていて濃厚でコクのある出汁が取れる高級昆布と言われています。

他の素材と合わせて出汁を取るよりも、昆布のみの出汁で使うとより羅臼昆布の旨味がわかります。

羅臼昆布はとても希少で昆布の中で1番高額で取引されています。

日高昆布

甘味が少なくコクのある出汁が特徴で、繊維質が少ないため火が通りやすく柔らかく煮上がります。

関東で好まれる昆布で、関東の昆布売り場で一番よく見かけるのは日高昆布だと思います。

先にご紹介した利尻昆布・羅臼昆布との違いは、具材としても使える昆布だということです。

出汁・具材別々に揃える必要はないと感じる方は日高昆布がおすすめです。

値段は3つの中でもお手頃なので、普段出汁をたくさん取る方にもおすすめです。

おすすめ出汁昆布3選をご紹介しました。

文章ではピンとこなくて迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな時は少量パックの昆布を試してみると良いかもしれません。

参考にしていただいてご自身の好きな昆布の味を探してみてください。

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プロフィール

この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
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美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。

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