かにの出汁の取り方
出汁の取り方
出汁を使った料理のレシピ
簡単に作れるお料理の一つですが、旨味のある出汁を加えてさらに美味しい豚汁が出来ました!
昆布出汁を使った豚汁の作り方をご紹介します。
Contents
量が多く感じるかもしれませんが、何日か食べる想定で多めに作り、2人で3日間で食べ切りました。
今回はこちらの材料で作りましたが、余った野菜をたくさん入れてもいいし、具材はなんでもOKだと思います。
豚肉から美味しい脂と肉の出汁が出るのでおすすめなのはバラ肉ですが、薄切りであればバラ以外でも大丈夫です。
私が豚汁に絶対入れる具材は、豚肉・長ねぎ・大根・にんじん・ごぼう・こんにゃくなのですが、根菜を多めに入れると味噌汁じゃなくて豚汁!という感じがして好きです。
豚汁に使う昆布出汁は、煮出した出汁でも水出汁でもどちらでも構いませんので、お好みの方法で出汁を取りましょう。
昆布出汁の取り方
今回は昆布を煮出して出汁を取りましたが、水出汁でも美味しく出来ますよ。
昆布の水出汁の取り方
豚肉は食べやすい大きさに切って酒(少々)を揉み込みます。
豚肉を炒めたときに鍋にこびりついてしまうのを防ぐため、酒を揉み込んでいるのでなくても構いません。
大根・にんじんは半月切りかいちょう切りにします。材料全体の大きさを揃えたいので大きさを見て切り方は判断して下さい。
今回、にんじんが小さかったので輪切りにもしています。
長ネギ・ごぼうは斜め薄切りにしてごぼうは水にさらしておいてください。
里芋は皮を剥いて一口大の大きさに切ってください。(今回は茹でてあるものを使ったので切るだけです。)
こんにゃくはスプーンで食べやすい大きさにこそげとるようにちぎると、断面がでこぼこになり味が染み込みやすくなります。
フライパンか鍋にごま油を入れて、里芋以外の野菜を炒めます。
しっかり炒めることで野菜の香り・旨味を引き出しながらも、煮崩れもしにくくなります。
里芋は茹でたものを使用しているので、崩れないようにするため煮るときに加えます。生の里芋を使うときは最初から一緒に炒めて下さい。
※今回別のフライパンで事前に炒めていますが、大きめの鍋で炒めて、そこに出汁を入れても大丈夫です。
全体に油が回って3分ほど炒めたら豚肉を入れて、火を少し弱くして豚肉の色が変わるまで炒めます。
野菜の表面の水分を飛ばしてから豚肉を炒めることによって、肉の旨味が染み込みやすくなります。
豚肉を野菜よりも先に炒めてしまうと、縮んでしまったり脂身がボロボロになってしまうので注意してください。
全体が炒まったら、鍋に炒めた具材・昆布出汁・里芋を加えて火を強めます。
出汁が沸騰したらアクが出るので取り除きましょう。
アクを除いたら味噌を2回に分けて加えます。
味噌は、野菜・豚肉から出る旨味によって変わるので、量はお好みです。
今回は最初に大さじ2加え、10ほど分煮てから味見をし、追加で大さじ1の量を加えました。
味噌汁を作るときは味噌を煮立たせないよう注意しますが、豚汁は味噌の味も具材に染み込ませたいので、あまり気にしないで下さい。
昆布出汁を使った豚汁の作り方をご紹介しました。
豚肉・野菜の甘みが出ていて、優しい昆布の旨味も最後にほんのり感じます。昆布が縁の下の力持ちのような役割をはたしてくれているなあと感じました。
豚汁は具材が多いので、本来出汁はなくても作れる料理ですが、出汁を使うことによって、さらに美味しくなったと思います!
作った当日に豚汁を食べましたが、翌日以降もさらに味が染みていてとっても美味しかったです。
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この記事を書いている人:ダシグチ ヤス子
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美味しいごはんと家しごとが好きな主婦です。
家事代行のお仕事もしていて料理に毎日触れるなかで、出汁を自分で取るようにしてから料理が格段に美味しくなり、出汁の魅力に取りつかれました。
家庭での美味しい出汁の取り方・活かし方についての情報を発信していきます。